委 員 後 閑 太 一 君 委 員 田 中 治 男 君
議 長 根 岸 赴 夫 君 副 議 長 後 閑 賢 二 君
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欠席委員(なし)
────────────────────────────────────────────
説明のため出席した者
市長 富 岡 賢 治 君 副
市長 兵 藤 公 保 君
副
市長 齋 藤 逹 也 君
総務部長 曽 根 光 広 君
企画調整課長(兼)
コンプライアンス室次長 財務部長 南 雲 孝 志 君
村 上 正 和 君
財政課長 天 田 順
久 君 環境部長 清 水 弘 明 君
環境政策課長 田 胡 徹 也 君
一般廃棄物対策課長
金 澤 大 作 君
産業廃棄物対策課長 環境施設整備室長吉 田 尚 広 君
岩 佐 英 臣 君
清掃管理課長 矢 嶋 穣 君
高浜クリーンセンター所長
西 山 学 君
吉井クリーンセンター所長 榛名支所長 太 田 直 樹 君
茂 木 亨 君
榛名支所地域振興課長 榛名支所市民福祉課長
津
久 井 光 明 君 金 高 英 之 君
榛名支所建設課長中 島 克 利 君
────────────────────────────────────────────
事務局職員出席者
事務局長 大 河 原 博 幸
庶務課長 庄 佳 子
議事課長 坂 口 圭 吾
議事課長補佐(兼)
議事担当係長
門 倉 直 希
議事課主任主事 生 方 万 喜 子
────────────────────────────────────────────
△
開会
午前11時00分
開会
○
委員長(
丸山和久君) ただいまから
環境施設建設特別委員会を
開会いたします。
────────────────────────────────────────────
△
諸般の
報告
○
委員長(
丸山和久君) この際、
諸般の
報告を申し上げます。
新保克佳委員から遅れる旨の連絡がありました。
なお、傍聴はあらかじめ許可してあります。
以上で
諸般の
報告を終わります。
────────────────────────────────────────────
△
開議
○
委員長(
丸山和久君) それでは、本日の
会議に入ります。
本日の
会議は、お手元に配付の次第に従い進行いたします。なお、
補正予算議案の
審査については、次第の裏面に記載のとおり進めたいと思います。
この際、
委員会の運営上お願いいたします。本日の
会議は、
会議規則第118条第1項の
規定により、
委員1人当たりの
発言時間を15分
程度としたいと思いますので、
委員からの
質疑は
内容を簡潔にされるとともに、
議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いいたします。また、
執行部は
質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な
答弁を行ってください。なお、
発言に際してはマイクを意識し、聞き取りやすい
質疑、
答弁に努めてください。
以上、円滑な
委員会運営に御協力をお願いいたします。
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△
議案の
審査
議案第62号
令和4
年度高崎市
一般会計補正予算(第3号)(
所管部分)
○
委員長(
丸山和久君) それでは、
議案の
審査に入ります。
定例会議案を御用意いただき、57ページをお開きください。
議案第62号
令和4
年度高崎市
一般会計補正予算(第3号)の
所管部分を
議題といたします。
最初に、歳入の
審査を行いますので、68ページをお開きください。
16
款国庫支出金 (
質疑なし)
○
委員長(
丸山和久君) 70ページをお開きください。
23款市債 (
質疑なし)
○
委員長(
丸山和久君) 続いて、歳出の
審査を行いますので、78ページをお開きください。
4
款衛生費について御
質疑ありませんか。
◆
委員(
長壁真樹君) 4
款衛生費の
高浜クリーンセンター建設事業についてお伺いをいたします。
建設等工事費が約4億1,800万円の
増額となっているのですけれ
ども、
コロナ禍や最近の
世界情勢等の
影響もあるのだろうというふうに思いますが、
増額理由について教えてください。
◎
環境施設整備室長(
吉田尚広君) 現在、
新型コロナウイルスの
感染拡大や世界的な
社会情勢等の
影響もあり、
国内外の
経済状況においては様々な
影響を受けているところでございます。御
質問の
工事費、約4億1,800万円の
増額につきましては、
令和4年3月1日
適用の
労務単価及び
資材単価の上昇を受け、
労務費や
材料費等の急激な
変動に対処するため、
インフレスライドの
適用により
建設工事費を
増額したためでございます。主な
増額要因といたしましては、
各種工事においてほとんどの
資材等の
単価が上昇しているところでございますが、
資材関係といたしまして、鉄筋、
鉄骨等が約20%上昇し、加えて
作業員の
労務費が約3%上昇したことが主な
理由でございます。
◆
委員(
長壁真樹君) 基本的なことなのですけれ
ども、
インフレスライド、これはどんなような
内容なのか、改めて簡単でいいのですけどお聞かせください。
◎
環境施設整備室長(
吉田尚広君)
インフレスライドとは、
労務費や
資材単価等の急激な
変動に対処するため、
建築工事、
請負契約の約款において示されているもので、
社会情勢等、予期することのできない特別な事情により、
工事期間内に
日本国内において急激なインフレーションまたは
デフレーション等を生じ、
請負代金が著しく不適当となったときに、
工事請負者が
契約金額の
変更を
請求できる
措置でございます。なお、
対象工事につきましては、工期が2か月以上残っている
工事で、
残工事全体が
対象となり、
対象経費につきましては、
労務単価、
材料単価、これらに伴う
現場管理費や
一般管理費などでございます。また、
請負金額の
変更額につきましては、
当該工事における
増加金額のうち、当初の
請負金額から
出来高部分を除いた
金額の1%を超えた
金額となります。
◆
委員(
長壁真樹君) ありがとうございました。
それで、
インフレスライドの
適用で
建設工事の
事業費が
増額となるということですけれ
ども、
特定財源で
交付金が減額となっているのですけれ
ども、その
理由についてお知らせください。
◎
環境施設整備室長(
吉田尚広君)
インフレスライド条項の
適用による
事業費の
増額に伴い、
交付金も約8,200万円
程度増額となるのですが、一方で、
令和3
年度において
新型コロナウイルス感染拡大等の
影響で
事業の
進捗等に
影響があったため、
令和3
年度の
交付金のうち、約4億6,300万円を
令和4
年度において
年度間
調整する必要があるため、
差額分の3億8,100万円を減額
補正するものでございます。今後においても
コロナ禍等の
影響があるかとも考えられますが、
令和7年1月の完成を目指してしっかりと
事業を進めていくとともに、
交付金等につきましても
工事の
進捗に合わせて確実な確保に努めてまいります。
◆
委員(
長壁真樹君) ありがとうございました。
国内外で
コロナ、それから
世界情勢、ロシアの
ウクライナ侵攻等々で、
資材等が高騰しているという現状がこれからもまだまだ続くのかなというふうに思われます。
高浜クリーンセンターは
令和6
年度まで続く、長期にわたる
工事ですので、今後も
世界情勢による
資材等の高騰もまだまだ大変な問題、見通しがつかない問題なのかなと思いますので、厳しい
予算状況ではありますけれ
ども、きっちりと
期間内に
工事が完了できるように進めていっていただきたいということをお願いして
質問を終わります。ありがとうございました。
○副
委員長(
中島輝男君) 今
年度は
インフレスライドで4億1,000万円ほどなのですけれ
ども、総額で
いくらぐらい上がっているのかちょっと教えていただけますか。
◎
環境施設整備室長(
吉田尚広君) 今回、
インフレスライドは
残工事全体にかかってくるわけですが、全体で10億9,230万円でございます。
○副
委員長(
中島輝男君) 10億を超える値上がりになっているのだと思いますけれ
ども、これに対して
交付金の
措置というのはあるのでしょうか。あれば
いくらぐらいつくのでしょうか。
◎
環境施設整備室長(
吉田尚広君)
インフレスライドの
増額分についても
交付金の
対象となります。今現在の予想でありますが、おそらく2億円ぐらいが
交付金の
対象となると考えられます。
○副
委員長(
中島輝男君) 分かりました。ありがとうございます。
今回の
インフレスライドが
建設工事に限られているのですけれ
ども、
プラント設備工事については
インフレスライドが
適用されないのか、この辺はどういう
状況なのですか。
◎
環境施設整備室長(
吉田尚広君) 先ほど
インフレスライドの
内容について
説明させていただきましたが、
インフレスライドの
適用については、
請負業者側からの
請求に基づいて
措置されるものであり、
建設工事、
プラント設備工事、ともに
適用される制度でございます。今回、国からの通達を受け、
建設工事につきましては
請負業者から
インフレスライドによる
契約金額変更の
請求がございましたが、
プラント設備工事につきましては
請求がございませんでしたので、
契約金額についての
変更はございません。
○副
委員長(
中島輝男君) 分かりました。
プラントの
工事は、結構前に進んでいたから
影響が少ないのかなと想像できるのですけれ
ども、この
プラント設備工事も含めて、先ほど
長壁委員も言いましたけど、今後の
世界情勢でいろいろあって、またこれからも上がる
可能性も含まれていると思うのですけれ
ども、その辺の
可能性というのをどのように捉えているか教えていただきたいと思います。
◎副
市長(
兵藤公保君)
可能性につきましては、
経済情勢等々を見ながら私
どもも判断させていただきますので、今後、
世界情勢がどうなるか、エコノミストではございませんので、そこまでは把握ができないと思います。ただ、今回
インフレスライドを
適用させていただきました。これは1回ばかりではなくて、この後また、
インフレスライドといいますか、物価が上昇してくれば、条件が整えば
協議に基づいて私
どもも真摯に受け止めさせていただいて、適切な対応を図ってまいりたいと考えております。
○副
委員長(
中島輝男君) 分かりました。ありがとうございました。本当にこれからも厳しいことになるのかなと想像できるのですけれ
ども、しっかりと進めていっていただきたいと思います。そして先ほど、
労務費のほうが3%くらいあるとのことだったのですけれ
ども、
事業所側のやることなので、行政がどうのこうのというのはちょっと難しいと思うのですが、ちゃんと
人件費に充てられるように依頼をしていただくとか、そういったことをしていただければありがたいと思います。以上です。ありがとうございます。
○
委員長(
丸山和久君) ほかにありませんか。────
質疑を終結いたします。
続いて、
債務負担行為の
審査を行いますので、前に戻っていただき60ページをお開きください。
債務負担行為の
補正について御
質疑ありませんか。
◆
委員(
柄沢高男君) これを見ますと、
令和4
年度から6
年度まで、全て
債務負担行為の額が
変更されているのですけれ
ども、これも
インフレスライドというふうに考えてよろしいのでしょうか。
◎
環境施設整備室長(
吉田尚広君) 先ほどの御
質問でちょっと申し上げましたが、
インフレスライドにつきましては、
残工事全体が
対象となりますので、今回の
インフレスライドにおいては
令和4
年度の
予算を
増額補正するとともに、
令和5
年度、6
年度の
債務負担行為額を
変更させていただくものでございます。具体的に申し上げますと、今回、
残工事に関わる
インフレスライドによる
変更額は、全体で10億9,230万円となります。その
金額を
令和4
年度から6
年度の
事業費の割合に基づき
年度割りを行っておりますので、各
年度とも
変更となっております。4
年度については70億2,320万7,000円、5
年度については62億8,641万3,000円、6
年度については50億2,477万円で、
建設工事全体としては207億8,230万2,000円となっております。
◆
委員(
柄沢高男君) 分かりました。
今後
工事が本格化していくというふうに思いますけれ
ども、現在の
進捗状況と今後の
予定等についてお聞かせいただきたいと思います。
◎
環境施設整備室長(
吉田尚広君) 現在の
進捗状況につきましては、昨年8月に本
委員会の
皆様をはじめ、
関係者の
方々の御臨席を賜り、起工式を執り行い、本格的な
工事に着手したところでございます。現在、
プラント設備工事につきましては
各種機器の設計及び
製作を行い、
建設工事につきましては
ごみピットや
建物の
基礎を施工するための
掘削作業を進めているところでございます。今後の
予定でございますが、
プラント設備工事につきましては、
建設工事と
調整を図りながら計画的に
製作を行ってまいります。
建設工事につきましては、
掘削作業等が
終了後、
ごみピットや
建物の
基礎工事を始めてまいります。また、
地元の
皆様とは
意見交換会や
説明会等をこれまでに30回近く開催させていただき、
建て替え計画などについて
協議を重ね、進めているところでございます。今後におきましても丁寧に
説明を行い、
地元地域の
皆様と協力しながら
事業を進めていきたいと考えております。
◆
委員(
柄沢高男君) よろしくお願いいたします。
高浜クリーンセンターの
建設につきましては、
建物等の
基礎工事を開始されたりなんかしてきますと、かなり本格化してくると、
地元への
影響というのも少なからず予想されますので、今後とも
地元の皆さんとはよく話し合い、
説明していただいて、しっかりとした
工事を進めていただけたらというふうに思います。とにかく、これは一回造りますと何十年も使わなくてはならないものですから、途中で、ちょっとあそこがまずかったなというようなことがないように、ぜひ慎重にしっかり
施設を
建設していただきたいと思います。よろしくお願いします。
○
委員長(
丸山和久君) ほかにありませんか。────
質疑を終結いたします。
続いて、
地方債の
審査を行いますので、62ページをお開きください。
地方債の
補正 (
質疑なし)
○
委員長(
丸山和久君) これより
議案第62号の
所管部分を
起立により採決いたします。
本案は、
原案のとおり決することに
賛成の
委員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
委員長(
丸山和久君)
起立全員です。
よって、
議案第62号の
所管部分は
原案のとおり可決すべきものと決しました。
────────────────────────────────────────────
△
審査終了
○
委員長(
丸山和久君) 以上で本
委員会に付託された
議案の
審査は全て
終了いたしました。
審査に当たり、円滑な
委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。
なお、
委員長報告の作成につきましては私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
丸山和久君) それでは、そのようにしたいと思います。
以上で本日の
議題を終わります。
────────────────────────────────────────────